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苫小牧発敦賀行きの帰りのフェリーは、秋田を過ぎるまで海のう
ねりが高いのか、揺れがひどく、拙者は水揚げされたくらげのよ
うにグンナリと二等和室の床にひしゃげていた。
「思えばライダーハウスって二等和室みたいなもんやなぁ。
ううっ、気持ち悪い・・・」
99年の北海道発上陸は飛行機で身柄を北海道に移し、レンタルバ
イクに旅館泊という新婚旅行にふさわしい贅沢な旅であったが、
今回はようやくトランザルプに北海道の地を味わせることがで
き、グンナリした疲れの中にもみょうな達成感と安堵感に浸って
いた。なぜ「みょうな達成感と安堵感」かというと、帰京のフェ
リーに乗り遅れそうになったからであった。
■今回の日程
・9/18夜舞鶴発フェリー〜9/25夜敦賀着フェリー
■今回の装備(タンデム。キャンプ不可・ライダーハウス可)
・トランザルプ400
・クラウザーK2シリーズ(両サイド)
・リアバッグ
・カッパ・折り畳み傘×2
・着替えの下着×3回分
・タオル・歯ブラシ等×2
・地図・現金
・オーバーパンツ×2、オーバーウエア(?)×1
■今回の忘れ物
・つめ切り、ひげそり、女性用櫛
■今回の経費(概算)
・フェリー大人2人+400ccバイク1台 42,000円
・ガソリン代 10,000円
・宿泊費(2人)
温泉旅館 26,000円
とほ宿 13,000円
ライダーハウス 1,600円
ライダーハウス(風呂・トイレ付き個室) 4,000円
合計 44,600円
・食費など(推計) 10,000円
・・・・・・・総合計・・・・・・・・106,600円
こうしてみると、宿代は一人当たり1泊 5,500円も使っていて、
次回の要改善事項である。
つづく
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