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2000年9月九州ツーリング 2
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「くもり後雨」
 フェリーのテレビで見た天気予報は、九州上陸者にとって逃れようのない雨の来ることを預言していた。
 ことに、初日に征服しようとしていた熊本県は、はっきり雨傘マークになっている。
 われわれは初日は、吉野ヶ里遺跡、唐津、平戸口というルートを採ることに変更した。

 フェリーで一緒になったライダーの一人は武雄温泉に行った後林道を探すという。 もう一人のライダーは関門海峡を渡って本州の日本海を東へ向かうという。

 さて、国道10号に出て南下、国道201号を行くと、京都郡(勝山町)と言い、京都病院や御所記念病院などという名称の医療機関があったりして、京都在住者としてはなんだかおかしい気分だ。
 さて、国道200号に乗り換えすぐに県道60号を西へ進む。「ショウケ越」という峠を越えて町中にいたると県道49号になる。この県道49は国道385に交わるはずなのだが、とにかく信号が多い。所によっては49号でできた三叉路まであってどっちに進んで良いか混乱してしまう(60号も1ヶ所三叉路があっ た)。
 もう昼になってしまうのに、ちっとも国道に出ない。あれに見えるは福岡大学病 院。国道385はとっくに過ぎてしまっている。メーターと時計を照らし合わせ ると門司から時速25キロでしか走れていない。
つづく
 
 
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