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2000年9月九州ツーリング 4
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 翌朝、平戸に向かった。九州本渡の田平から平戸にかかる平戸大橋を渡ってすぐに 夕立のような大雨となった。市街地は時間が早すぎて何もなく、いつもなら眺望す ばらしい川内峠は霧の中。生月も見えない。いつまでも雨が止まないので早々に引 き揚げることにした。残念。

 続く雨は局地的なものだったらしく、日本本土最西端の地、小佐々町への道は乾い ていた。
 日本最西端の駅、平戸口駅の近くに住んでいたので、その付近の岬が日本最西端だ と思っていたが、実は日本最西端は少し南の町、小佐々町の漁港のはずれにあった。 特に、観光地化しているわけではないが、その場に居合わせた調査員の人によれば、 バイクやチャリダーがときどき訪れるとのことだった。しかし大抵は磯釣りの釣り 人ばかり。調査員とは、ときどき、観光地にいて、どこから来たか・年令はなどと アンケートをとる自治体の人である。
 誰も来ない西のはずれのスポットで、カーラ ジオでクラシックを大音量で聴ていたのは、ぼんやりと観光客を待ってた調査員だった。

 さて、再び南下し佐世保から西海橋へ。
つづく
 
 
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