BACK
2001年9月 塚林道・冠山林道・八草峠
MENU

  さて、今日は今庄方面ではなく藤橋の方へ降りていく。
 途中、先程のテント青年と中型?のトラックのオジサンに今庄側の 林道の状況を聞かれた。いずれも林道を走るような車ではない。ト ラックも作業用ではなく、助手席ではオネーサンがミカンを食して いらっしゃる。
  こういう林道に車で乗り付ける人達はどういうつもりで来て いるのかいつも不思議である。対向車が来たり、行き止まりになっていた りしたら延々と分岐までバックで引き返すのだろうか? 私は車に ついてはペーパードライバーなので、感心するやら呆れるやら。

 塚林道と冠山林道との分岐から藤橋への道はすぐに下りが終わって、 平地が川沿いに延々と続く。しかし、ブラインドカーブが多く、し かも午前中とあって冠山に向かう四輪が多い。彼らの中にはカーブ や離合の際にもスピードを落とそうとしないものも多く、ひやひや してしまう。一度はトラックとカーブ付近で出会い頭に衝突しそう になった。慌ててよけてジリジリとすれ違ったが、このときギアチェ ンジペダルを岩にぶつけて、へし曲げてしまった。
  さて、国道417から国道303で坂内村、八草峠、木之本へと抜 ける道で、地図を見ている限り人気(ひとけ)のないひっそりとし た道だろうと期待していたが、乗用車もトラックも多い。何台かは 揖斐高原へ、何台かは坂内村集落内の工事現場へと消えたが、それ でもけっこうな車の量。さらに多くの箇所で大きな橋やトンネルが できていたり工事中であったりして、「奥美濃バイパス」(うろ覚 え)の工事中だそうだ。八草トンネルに入って、これを出たら八草 峠かな? と思ったら思い切り長いトンネルで、峠をくぐるトンネ ルだったようだ。
 木之本付近もトンネル整備が進み、以前通ったような「山に分け入 る」感じはなくなってしまって残念だった。引き返して旧道を行く 時間がなく、
   「これって通過するには便利になっていくってことだろうか?」
などと、考えつつ渋滞の最後尾へと向かったのだった。
しまい
 
 
MENU