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2002年7月 大白川温泉・大白川国設野営場
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 借りたテントを組み立てるのに難儀した。バイトの管理人氏は 貸出テントのパーツが足りているのか知識も興味もないし、そも そも自炊が初めての1週間目の青年である。
 とにかく組み立ててみると6人用の大きなやつで、重たいけれど も満足した。野営場は森の中で涼しい(夜は寒い)。

  温泉はバイクなら3分〜10分、歩けば15〜20分のところに ある露天風呂で、これがダム湖に面しているところがよい。8時 〜18時は200円の入浴料だが、18時〜7時(つまり温泉管 理人のいない時間帯)はタダである。男湯は拙者にはやや温め。 女湯は熱いと妻が言っていた。硫黄の匂いがしてダム湖が展望で きる爽快・快適な露天風呂である。

  さて、こ れまで、われわれにとってのキャンプの意義は、無賃宿泊という程度しか有しておらず、食事は弁当やパン、外食で済ませてきたので、恥ずかしながらキャンプで火を使うのは初めてである。コッヘル類とコン ロはアブジンスキー氏の遺品を使わせてもらう。ただし、コンロは、「ゲルエネ」 といって、旅館の夕食などの小さい鍋物などに使われるような固 形燃料が固形ワックスの缶のようなものに入っているものの蓋を あけて直接火を付けるという簡易なものである。拙者はここに半 固形の「着火剤」なるものをネリネリつぎ足して使ってみた。 時間はかかるものの、風のない日であったので一応水から沸騰。
 本日の夕食は、買ってきたパック米に温めたレトルトカレー、温 めた明宝ソーセージ、温ビールということになった。カレーとソー セージがあつあつになったので、満足(「ゲルエネ」で調理は困 難)。
  翌朝の食事は、チキンラーメンとコーヒーで、これも火傷をする くらい熱くなったので宜しいことにする(ガスコンロを購入する 決意も固まった)。

  ガイドブックによればこの野営場は7/20−8/31なのだそう で(拙者は目的を果たしたので、これが本当かどうか聞かなかった) 温泉も7/20〜であるとテレビで言っていた。
 狙っておられる方は、通行止め時間(土曜日も)を確認の上、いら してください。温泉は「営業時間」中は混雑していて、「入る気が しない」と他のキャンパーは言っておられた。
 周囲の大白川やその支流、白水滝はいずれもけっこうな迫力があり、 温泉と滝だけでも楽しいと思われる。
しまい