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夕方到着した開田高原はすぐにわかるものの、分岐などでキャンプ
場を指示する看板・標識が見当たらず、難儀した。近くの温泉で道
を聞いてやっとわかった。
温泉に入って・キャンプ場に到着するも明日が月曜のためか無人。
「勝手に利用するな」との看板も出ているが、管理人に電話しても
出ないので、とりあえずテントを張る。ほどなく管理人のオジサン
がやってきて利用を申し出る。始めは不法利用者かというような顔
をしていたが、やがていろいろ案内・説明してくれた。
「そば屋かぁ、もうやってないと思うねぇ。
長野ではソバは三時に食うもんで、三時過ぎると店しまるんだ。」
とおじさんは言う。 われわれが前回「草原食堂」に6時頃行ったときには
「いつもは8時頃までやっているんですけど、今日は4時で店じまいなんです」
と言われ、われわれが今回「草原食堂」に4時頃に行ったときには
「いつもは6時頃までやっているのだが、今日は2時で店じまいなんです」
学校の夏休みが終わって、誰もいなくなったキャンプ場で一夜を過ごした。昨日はレトルトカレーを
温めたが、今日は缶詰とソーセージである。料理はしないものの、野外で食う
炊き立ての飯はうまかった。
つづく
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