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書き忘れたということでもないが、フェリーの料金は概ね往復とも
大人・バイク(400cc)各7,000円である。
さて、初日は小樽−石狩−江別−岩見沢−夕張(幸福の黄色いハン
カチ)−日高−かなやま湖−狩勝峠−新得−鹿追
というルートであるが、マップルの縮尺が北海道は小さい(大きい
というのか?)。すなわち、中部・北陸が12万分の1であるのに
対し、北海道は20万分の1である。縮尺が倍ほども違っているの
で、なかなか時間・距離感覚が掴めず、いつまでたっても地図上の
距離がかせげない上に、道が真っ直ぐなので、距離的な実感もわい
てこないで、困ってしまった。この感覚は3日間くらい続いた。
北海道とその他の地図を同じ縮尺にするとマップル北海道の厚さは
4倍近くになるだろうし、間の抜けたようなページになるのかも知
れないが・・・。困った。また、年間の気温や降水量のガイドも載
せて欲しい。
さて、かなやま湖あたりから雨、狩勝峠で小止みになったが再び雨。
新得では止んでいた雨が鹿追では土砂降りになってしまった。
鹿追町の「瓜幕」あたりにライディングパークという比較的低料金
で馬に乗れるところがあるのだが、なぜかマップルにも・持ってい
たガイドブックにも所在地が地図に示されておらず、探すのに難儀
した。鹿追ライディングパークは町営らしいが、土砂降りの中、予
約もなしに訪れても馬に乗せろと言いづらく、拙者はそんな気力も
全然萎えてしまって、馬をナデナデしただけであった。
仕方がないので「菅野温泉」の予約をして、然別湖へ。途中の駒止
湖がきれいだった。山田温泉のちょっと北からダートが菅野温泉に
伸びているので行ってみた。
地図の縮尺が違うので、ダートの長いこと! 路面は締まっていて
乾いていれば走りやすそうだが、ショボつく雨で表面がヌルヌルし
ているところも多く、また坂が多い。雨なので、スリップするため
にあるような道だ。こちらは荷物満載でタンデムであるので気が抜
けない。
途中の小さな池のようなところで写真をとって、菅野温泉へ。
13,000円/人也。
ここも電気が来ないで自家発電の秘湯の宿である。
つづく
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