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2002年9月 北海道
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 層雲峡で食べた「イモもち」をもう一度食べたくなりました。 土産物で売っていたそうですが、気が付きませんでした。 特別に旨いものではないですが、まあ、おやつにはピッタリ かと思い、作ってみました。思いのほかうまく行ったので、 報告します。

作り方
  ジャガイモ(男爵)を買ってきて・洗って・皮のママ茹でた。
 それをボールにとって、ジャガイモより少ないが、なんだか 多目かな?というくらいに片栗粉をふりかけた。市販の片栗 粉は実はじゃがいものデンプンであることが多い(袋に書い てある)。
 それをスリコギですり潰しながら粉とまぜる。必要に応じて 水を少しずつ混ぜる。すると、マッシュドポテトか何かのよ うにやわらかくなる。
 因みに皮は取り除かなくても旨い(香ばしい)。
 そこまでこねていると冷めてきて素手で触れるようになるので、適当量 を丸めて厚さ1cm位の円盤状にする(押しつぶす)。
 やや低めの温度かな? という油で揚げる。拙者もケチなの で、モチが浸りきらない程度の油にした。
 揚げると、外側が薄く・固くなるので油をきって皿に。あつ あつの揚げモチに砂糖醤油をつけて食べる。
 するとあらふしぎ! ほのかにジャガイモの香り・外はパリッ として中はクリーミーなのにモチモチの食感、ここはどこ? 北海道?! の気分にひたることができます。中にあんとし てとろけるチーズを入れても旨いかも知れません。

 注意点としては、片栗粉が混ぜてあるので、冷えると固くな ってしまうこと。店でも冷えたものにタレを塗って、コンロ か何かで焼いて温めてから売っていました。
 片栗粉はもしかするともっと少なくてもできるかも知れませ ん。

ついでに、カボチャダンゴ失敗談。
作り方。
 カボチャを蒸す。(ナベに水を数センチはって、茶わんを置き、 その上に皿を置いてそこに3センチ以下の厚さに切ったカボチャ を置いて、フタをして沸騰させる)。今回は20分。
 良いカボチャでホクホクに蒸されてしまった。
 それをボールにとり、スリコギでつぶす。ここからがきっと 難しいところ。あまり熱心にすりつぶすと、モソモソした出 来上がりになってしまい、まずい。かといってすり潰しが弱 いと団子にならない。ダンゴにしたときにもホコホコするよ うなつぶしかたが難しいのだろう。つなぎに片栗粉を混ぜて みたが、これも量が難しいと思う。とりあえず、今回は少な めにしてみた。
 これも適当に丸めて押しつぶして円盤状にして油で揚げた。 揚がり具合は見た感じは良かったが、食感がモソモソして、 層雲峡で食べたようなホクホク感が得られなかった。(そ れなりに旨かったが)

  いずれもデンプンを油で揚げたものなので、けっこう腹にた まります。一人で食べるならゴルフボール3個分のジャガイ モで充分と思われます。

  昔、ジャガイモをそのまま、すりおろしてお好み焼きのよう にしてみたことがありますが、これはうまく行きませんでし た。ジャガイモの味のするネッチリした物体が出来上がりま す。(腹が空いていれば、旨いです)
つづく