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2002年9月 北海道
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 3年前、北海道に来たときはレンタルバイクで、750ccのマシン であった。しかも、夏至の頃でいつまでも明るかった。
 今回は自前の400ccで秋分の日の前後である。ようやく、距離・ 時間の感覚が関西・中部とは大きく違うと体感しはじめて、昼 頃以降の移動距離を150km程度と定めた。
  とにかく北海道は大きくて、昨日も厚岸から霧多布までの真っ 暗な道が長くて長くて道を間違えたかと思ったほどである。

  さて、とほ宿を出て、海岸沿いをビワセ展望台、厚岸と走る。 厚岸では駅で牡蛎弁当を購入。
 厚岸から標茶、多和平へ。ナイタイ高原に行けなかったので 多和平で補償。今日もけっこうよく晴れていて、展望が利く。 今日は何かのイベントらしく大勢の人達が集まっていた。

  多和平から弟子屈、小清水(道の駅で小休止)、網走、ようや く能取湖の卯原内サンゴ草群生地へ。真赤なじゅうたんをひ いたようで素晴らしい眺めである。やっぱり来て良かった!
 時節的にはそろそろサンゴ草もオワリに近づいているとのこ とであった。

  もう3時前になっている。サロマ湖沿いの国道を行き、道の 駅で土産物を買い、ホタテ・朝に仕入れた牡蛎弁当を食す。 牡蛎弁当はアマカラ醤油系統のタレで味つけしたご飯の上に 牡蛎やその他の貝類のつくだ煮が乗っている、という感じで あまり感激しなかった。というか、あまり旨くはないと思う。

  今日はこれから上川あたりに宿をとることになっている。
つづく
 
 
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