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初野宿 1998年8月15日
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2.野宿の効用

 いつも日曜早朝が出発だが、これからは違う。野宿のワザを発揮すれば、いつでも・どこでも寝れ るから、朝を待たずに土曜の夕方から出発だ(午前中はお仕事)。

 晴れそうなのは四国と山口県か。京都から東は雨の予報。
 でも四国は、橋の強風とお盆の渋滞がいやなので、山口にし よう。京都から500Kmだから、高速を使えば行けるだろう。
 15時に出発して、中国池田に乗ったのは16時半になって しまった! 渋滞していたのだ。京都から乗れば良かったのか? さて、行けるだけ西に行って、「野宿」して、後は明日の日曜 は東に帰るだけだ。

 ひたすら山口を目指す。高速はどんどん空いてきて独占状態。 単に移動の時間なので気持ちよく走る。が、風に体力を奪われ、 広島県の三次で高速を降りることにする。かなり疲れたのと、 思いの外時間がかかったので、山口まで行っても、これでは日曜 は目覚めたらすぐに帰らねばならないと思われたからだ。
 三次からさらに西北に国道375を行く。これがアップダウンは ほとんどなく、舗装もされているいのだが、狭い・広いのメリハ リのきいた、かなりな酷道であった。真っ暗で前方以外何もわか らない。どうも「江の川」の脇の川沿い・崖沿いを走っているら しい。そろそろ「野宿」場所をと、空き地などを探すが、お盆の せいか、空き地の向かいには民家の明かりがついている。シルバ ーゾーンなどとときどき書いてあるから、早朝からシルバーの方 々が空き地にあつまるのかもしれない。
 よって、民家の付近はパス。野宿に適していない。
つづく
 
 
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