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2.野宿の効用
いつも日曜早朝が出発だが、これからは違う。野宿のワザを発揮すれば、いつでも・どこでも寝れ
るから、朝を待たずに土曜の夕方から出発だ(午前中はお仕事)。
晴れそうなのは四国と山口県か。京都から東は雨の予報。
でも四国は、橋の強風とお盆の渋滞がいやなので、山口にし
よう。京都から500Kmだから、高速を使えば行けるだろう。
15時に出発して、中国池田に乗ったのは16時半になって
しまった! 渋滞していたのだ。京都から乗れば良かったのか?
さて、行けるだけ西に行って、「野宿」して、後は明日の日曜
は東に帰るだけだ。
ひたすら山口を目指す。高速はどんどん空いてきて独占状態。
単に移動の時間なので気持ちよく走る。が、風に体力を奪われ、
広島県の三次で高速を降りることにする。かなり疲れたのと、
思いの外時間がかかったので、山口まで行っても、これでは日曜
は目覚めたらすぐに帰らねばならないと思われたからだ。
三次からさらに西北に国道375を行く。これがアップダウンは
ほとんどなく、舗装もされているいのだが、狭い・広いのメリハ
リのきいた、かなりな酷道であった。真っ暗で前方以外何もわか
らない。どうも「江の川」の脇の川沿い・崖沿いを走っているら
しい。そろそろ「野宿」場所をと、空き地などを探すが、お盆の
せいか、空き地の向かいには民家の明かりがついている。シルバ
ーゾーンなどとときどき書いてあるから、早朝からシルバーの方
々が空き地にあつまるのかもしれない。 よって、民家の付近はパス。野宿に適していない。
つづく
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