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2000年9月九州ツーリング 9
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 書き忘れたが、熊本の国民宿舎通潤荘は休館状態であった。

 さて、裏耶馬渓を行く。奇岩が林立し、根元から裾野に家々が点在している。
 なかなかの奇観でおもしろかった。
 「青の洞門」というのが観たくて、本耶馬渓に行く。
 駐車場があって、観光地になっている。もっと淋しい細い道が断崖を通っている のかと思っていた。
 岩壁に大きなアナがあけられ、車道のトンネルになっている。あの、いくつかの トンネルの一つが手掘りの「青の洞門」なのだろうと、駐車場にバイクを停めて 行ってみる。「青の洞門」はコッチという案内に従って、地下道の道を渡り、ズ ンズン川沿いを進む。
 ズンズン・ズンズン歩いて、
 「青の洞門って遠いね。どこまで行ったらいいんだろね」
と言うと、妻は
 「さっきの地下道が『青の洞門』よ。どこまで行くの?」
と言った。
 そういえば、道の上をわたれば済むものを、わざわざ狭い地下道をつくってくぐ らせるからには、そうとう交通量が多いのだろうと思ったが、あれが「洞門」だ ったのか!
 「早く、言ってくれなきゃ!」
あわてて戻って、地下道に再潜入。・・・つまらなかった。

  つまらなかったのでダンゴを食して、国道212を南西に戻り、496号を北上。 すごいスピードのマス・ツアラーに追い越されながら、行橋市、苅田町、門司の めかり山荘(国民宿舎)に到着は19:00頃になった。

 このめかり山荘からは残念ながら橋は見えないのだが、門司や下関の夜景が美し く、そして何より安くて広い風呂があり、われわれは満足した。
つづく
 
 
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