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1999年5月タンデムで京都−高山−野麦峠
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 せせらぎ街道から高山市、渋滞を回避して国道361号線に入り美女高 原を経て野麦峠に至った。この後、木曽の方に抜けるかどうか迷ったが、 連休の後半は雨ということなので、もと来た道を高山に帰った(18: 30ホテル着。高山に入ってから探した)。

 高山はGWにもかかわらず、19:00頃には次々と店を閉めてしまい、 食事に困った。歩き回って探すうちに、さっき覗いた店はもう閉店とな っている。妻も私も朴葉味噌を食したことがなかったので、是非ともこ れは食べたい。飛騨牛も食べたい。結局朴葉味噌を食せる店では飛騨牛 は刺身しかないが、仕方がない、その店にした。

 牛の刺身は残念ながら さしてうまいと思えなかった。

  板前:「牛刺しはレモンを絞ってタレにつけて食べて下さい」
  客某:「えっ? 生でですか?」(他の客)
  板前:「ええ、刺身ですからっ」
  客某:「・・・(^_^;)」

その人は朴葉の下に肉をこっそり隠して焼いて食べていた。良い匂いがするなと振り向くと、妻も朴葉に肉を隠して焼いていた。
 
つづく
 
 
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